宅建の資格は就職に有利って聞いたことがあるけど本当かな…
せっかく資格を取ったのに就職に活かせなかったら意味ないし勉強するか悩むな…
合格率も低いって聞くし、どのくらい勉強すればいいのかわからない。
独学と講座どっちがオススメなの?
こういった不安や悩みにこたえる記事です。
この記事でわかることは以下のとおり。
今回は宅建の資格について、なるべくわかりやすくまとめています。
宅建の資格を取ろうか悩んでいる人は、ぜひ最後までよんでみてください。
宅建とは?
宅建とは、正式名称を「宅地建物取引士」といいます。毎年20万人前後が受験する人気資格で、不動産資格といったら宅建をイメージする人も多いでしょう。合格後すぐに宅建士を名乗れるわけではなく、宅建士として働くには登録が必要です。
宅建士になるまでの具体的な流れは以下のとおり。
- 宅建試験合格
- 実務経験2年または登録実務講習を受けて合格
- 宅建資格登録の申請をして登録
- 宅建士証の交付申請をして宅建士証を受け取る
宅建士証がないと、「重要事項の説明」「重要事項説明書への記名押印」「契約書(37条書面)への記名押印」ができないので、不動産会社で働く予定で宅建試験に合格している人は上記1~4の手順を踏んで宅建士証を受け取りましょう。
宅建の資格は就職に有利?【有利な理由3選】
結論、宅建の資格は就職に有利です。
宅建が就職に有利な理由は、以下の3つです。
- 独占業務があるから
- 設置義務があるから
- 目標の為に努力ができる人だと思われるから
1つずつ解説します。
①独占業務があるから
宅建士の仕事には、不動産の取引の際に①重要事項の説明、②重要事項説明書への記名押印、③契約書(37条書面)への記名押印という3つの業務があります。この3つは宅建士にしかできない独占業務です。そのため、不動産業界では宅建士の存在が必要不可欠です。
②設置義務があるから
多くの不動産会社は宅建士を必要としています。
なぜなら、「従業員の5人に1人以上の割合で宅建士を設置しなければならない」ということが、宅建業法という法律で決まっているからです。
会社としても資格保有者を優先的に採用したいという本音があります。
③努力できる人だと思われるから
宅建試験の合格率は例年15%くらいで、しっかりと勉強しなければ受かりません。資格を持っていることで「この人は目標の為に努力ができる人だ」という印象を相手に与えることができます。
宅建は知名度もある資格で、人事経験がある方なら取得する難しさも分かっているので、宅建資格をもっているだけで評価してもらえます。
宅建試験の概要、難易度
一般財団法人 不動産適正取引推進機構:https://www.retio.or.jp/exam/exam_detail.html
ぼくは、月の勉強時間を100時間以上に設定して、休日はいつもより多めに勉強することで平日は自由時間を作っていました!
勉強方法は「絶対こうしろ!」という方法がないので、自分に合ったやり方が一番ですね。
独学と講座どちらがおすすめか
自分の時間が自由に取れる人は独学がおすすめ
学校や仕事が忙しく、時間が限られている人は講座受講がおすすめ
宅建資格取得のメリット
収入アップを目指せる
会社によっては、宅建士の資格を持っている人には資格手当を支給したり、昇進や昇給の時にも評価されることがあります。
転職に有利
宅建資格は転職にも有利です。設置義務があるので、企業としては資格保有者を優先的に採用したいという本音があります。
独立できる
宅建士の資格を持っていれば、将来独立することも可能です。会社で働いているうちに、独立して自分の会社を持ちたいという気持ちが出てくることもあります。
その時に資格を保有していれば起業することができます。年収アップや、自由な働き方ができるようになるでしょう。
宅建士の年収
宅建士の年収は500万円くらいです。
会社によっては毎月1~3万円支給する企業もあります。仮に毎月3万円の手当とすると、宅建士の資格があるだけで、年間36万円の収入アップが見込めますね。
【注意】「資格があれば稼げる」は間違い
ただし、「資格があれば稼げる」というわけではありません。不動産会社に勤務している宅建士はほとんどが営業職なので、売り上げをあげて歩合を稼いでいます。
実際、ぼくも不動産会社に勤務していた時は、営業成績をあげることで稼いでいました。
まとめ【宅建は就職に有利】
今回は、宅建資格について解説しました。
宅建士に関する情報をまとめておきます。
あとは行動あるのみです。
この記事を参考に、宅建士の勉強をはじめてみてください。
この記事があなたの参考になればうれしいです。