不動産業界で役立つおすすめ資格10選【難易度や合格率もわかる】

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不動産業界で役立つ資格が知りたい人
不動産業界で役立つ資格が知りたい人

不動産業界で役に立つ資格ってどんなものがあるの?
 
おすすめが知りたい。
  

役立つ資格を取って、就職や転職に活かしたい。
 

おすすめ資格の難易度や合格率が知りたい。

こういった疑問や悩みにこたえる記事です。

おすすめの資格は以下のとおり。

オススメ資格10選
  1. 宅地建物取引士
  2. 普通自動車免許
  3. FP技能士2級
  4. マンション管理士
  5. 管理業務主任者
  6. インテリアコーディネーター
  7. 不動産鑑定士
  8. 土地家屋調査士
  9. 不動産コンサルティングマスター
  10. 賃貸不動産経営管理士

今回は不動産業界でオススメの資格について、わかりやすくまとめていきます。

不動産業界でオススメの資格はなんなのか気になる人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

宅地建物取引士

おすすめ度合格率難易度勉強時間資格の種類
★★★★★ 15~17% 普通300~500時間国家資格

どんな資格?

宅建士は、正式名称を「宅地建物取引士」といい、不動産取引を公正かつ安全に行う為の資格で、不動産の知識がある証明にもなる人気国家資格です。

宅建士の仕事は、営業や契約書作成など不動産に関するさまざまな仕事を行います。その中でも大事な業務が3つあるので、ご紹介します。

  • 重要事項の説明
     
  • 重要事項説明書への記名押印
     
  • 契約書(37条書面)への記名押印

以上の3つは、独占業務と呼ばれるもので、いずれも宅建士にしかできません。

おすすめの理由

宅建士は、不動産会社で働く人にとっては必要不可欠の資格です。就職や転職に有利になりますし、取得するメリットは大きいでしょう。

宅建士について詳しく知りたい方は、宅建ってどんな資格?就職に有利って本当?で詳しく解説しています。

普通自動車免許

おすすめ度合格率難易度勉強時間資格の種類
★★★★★75~77%簡単教習+10時間国家資格

どんな資格?

普通自動車免許は、自動車を運転するための資格で、AT(オートマ)車のみが運転できるT限定免許と、AT・MTどちらも運転できるMT(マニュアル)免許があります。

おすすめの理由

不動産会社で営業として働くには必須の資格だからです。必須の理由は以下の3つ。

  • 法人、個人への飛び込み営業時の移動手段
     
  • 物件間の移動手段
     
  • お客さん案内時の移動手段

公共交通機関が発達している都内では必要ない、という人もいますが、不動産会社の求人では、経験や資格の欄に普通運転免許が書かれていることが多いです。

真面目に講習を受ければ簡単に合格できる難易度なので、取っておいて損はないでしょう。

FP技能士2級

おすすめ度合格率 難易度勉強時間 資格の種類
★★★☆☆40~50%(学科)普通200~300時間国家資格

どんな資格?

FP(ファイナンシャルプランナー)は、金融、ライフプラン、投資、税金、ローン、不動産に関するアドバイスを得意とする、お金の専門家です。

おすすめの理由

不動産業界で働くうえで、FP2級を取るメリットが大きいからオススメです。

メリットは以下の3つです。

  • 宅建士との相性がいい
     
  • 社内でのキャリアアップにつながる
     
  • お客さんに不動産や資金面の的確なアドバイスができて信頼につながる

FPの資格は金融業界だけでなく、保険会社、不動産会社でも活かせます。どこの業種でも必須ということはありませんが、お金に関する知識がある証明になりますね。

マンション管理士

おすすめ度合格率難易度勉強時間資格の種類
★★☆☆☆7~9%難しい500時間前後国家資格

どんな資格?

マンション管理士は、マンション管理の専門家で、管理組合のコンサルタントを主な業務としています。

具体的な仕事内容は以下のとおり

  • マンション管理組合の運営、相談
     
  • 大規模修繕の計画立案 
     
  • 管理規約、使用細則に関する業務
     
  • 区分所有者間トラブルの解決

おすすめの理由

名称独占資格といわれており、資格を持った人しかマンション管理士を名乗れません。

資格だけでなく、実務経験を積んで、管理業務主任者や宅建士などの資格を取得することで、管理会社や管理組合から高い評価を得ることができるのでオススメです。

管理業務主任者

おすすめ度合格率難易度勉強時間 資格の種類
★★★☆☆20~24%普通300時間前後国家資格

どんな資格?

管理組合に対して管理委託契約に関する重要事項の説明や管理事務報告を行う資格で、独占業務があります。

独占業務は以下のとおり。

  • 管理受託契約に関する重要事項の説明
     
  • 管理受託契約に関する重要事項説明書への記名・押印
     
  • 管理受託契約書への記名・押印
     
  • 管理組合に対する管理事務に関しての報告

おすすめの理由

前述の独占業務に加えて、管理事務の委託を受けた30管理組合ごとに1人の割合で、管理業務主任者を設置しなければならないと法律で決められています。

独占業務と設置義務があるぶん、就職や転職でも優遇されるので、マンション管理士よりも管理業務主任者のほうがオススメです。

インテリアコーディネーター

おすすめ度 合格率  難易度 勉強時間資格の種類
★★☆☆☆22~26%普通200~300時間前後民間資格

どんな資格?

インテリアコーディネーターは、照明器具や内装、家具に関する幅広い知識をもち、そこからインテリアを考え形にしていく、空間のスペシャリストです。

おすすめの理由

インテリアコーディネーターの活躍の場は住宅メーカー、建設会社、設計事務所、内装リフォーム関連会社などさまざまです。また、住宅以外にもオフィスや店舗、医療施設など、空間プロデュースは多岐にわたるでしょう。

知名度が高くインテリアコーディネートに関する専門的な知識がある証明にもなるのでオススメです。

不動産鑑定士

オススメ度合格率難易度勉強時間資格の種類
★★☆☆☆30~36%(短答式)難しい3000時間前後国家資格

どんな資格?

不動産関係資格の最高峰ともいわれる資格で、土地や建物の価格を判定し、その鑑定評価額を示します。不動産の鑑定評価をするプロフェッショナルです。

主な業務は2つです。1つは不動産鑑定評価(独占業務)。もう1つが不動産のオーナーに対して適切なアドバイスや提案をするコンサルティング業務です。不動産の詳細や評価額などのさまざまな項目が記載されている「不動産鑑定評価書」は、不動産鑑定士のみが作成できます。

おすすめの理由

不動産鑑定士の活躍の場は、不動産会社、鑑定事務所、金融機関、コンサルティング会社など多岐にわたります。

資格の難易度がかなり高く、全国に約8,000人しかいない希少価値に加えて独占業務があり、業界では重宝されます。経験を積めば独立もできるので、将来独立を考えている人にオススメの資格です。

土地家屋調査士

おすすめ度合格率難易度勉強時間資格の種類
★★★★☆8~10%難しい1000時間前後国家資格

どんな資格

土地家屋調査士は、「表示に関する登記」をお客様の代わりに行います。具体的には、不動産を購入、売却、家を建てる時、不動産を相続したり、土地を分けたりするときなどに対象の不動産を調査、測量して「表示に関する登記」の申請をすることが主な仕事です。

不動産を持っている人は自分で登記の申請ができますが、知識が必要で、時間や手間もかかることから、土地家屋調査士に依頼するのが一般的です。

表示に関する登記とは?

表示に関する登記とは、不動産の場所、形、広さ、用途、構造などの物理的状況がわかるような、内容をあらわす登記。

おすすめの理由

土地家屋調査士の活躍の場は、測量事務所や土木建設会社、建設コンサルタントなど、さまざまですが、実務経験を積んだあとは独立する人が多いです。

司法書士や行政書士の資格取得でダブルライセンスを目指すことができるのも魅力ですね。

不動産コンサルティングマスター

オススメ度合格率難易度勉強時間資格の種類
★★★☆☆42~50% 普通100時間前後民間資格

どんな資格?

不動産コンサルティングマスターは、不動産、金融、法律などに関する幅広い知識や実務経験が求められる不動産の専門家です。

受験資格のハードルは高く「宅地建物取引士」「不動産鑑定士」「一級建築士」のいずれか1つの資格登録者である必要があり、各資格での5年以上の実務経験が必要になります。

おすすめの理由

不動産コンサルティングマスターの資格があると、仲介手数料以外の報酬を受け取れるため、年収アップにつながるります。また、不動産のプロフェッショナルという証明にもなるでしょう。

賃貸不動産経営管理士

おすすめ度合格率難易度勉強時間資格の種類
★★★☆☆30%~40%普通100時間前後国家資格

どんな資格?

賃貸不動産経営管理士は、アパートやマンションなどの賃貸住宅に関する知識を有した賃貸不動産管理専門の国家資格です。

主な業務は以下の4つです。

  • 大家さんからの管理業務受託
     
  • 入居者の募集
     
  • 賃貸住宅の管理
     
  • 市場調査

おすすめの理由

賃貸不動産経営管理士は、管理だけでなく経営に関しても幅広い知識があり、賃貸不動産の価値を維持、向上させる役割があります。そのため不動産オーナーにとって必要不可欠な存在です。

また、管理戸数200戸以上の賃貸管理業者に事務所につき1名以上の設置が義務化されている「義務管理者」の要件として、賃貸不動産経営管理士が認められています。

そのため、不動産賃貸、管理では、かなりニーズがあるので、キャリアアップにオススメの資格です

【まとめ】今回は不動産業界で役立つオススメ資格を解説しました

この記事のまとめ
  • 不動産業界で役立つおすすめ資格10選がわかる
     
  • おすすめ資格の合格率、難易度、勉強時間がわかる
     
  • どんな資格かがわかる
     
  • おすすめの理由がわかる

不動産業界でいかせる資格が知りたいあなたの参考になればうれしいです。

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